
食品ロスを削減するために包装資材を工夫しよう
USEFUL
記事公開日 : 2025/12/24
/最終更新日 : 2025/12/25
近年、食品業界を取り巻く環境は、少しずつ、しかし着実に変化しています。
レジ袋の有料化やプラスチック資源循環促進法の施行などをきっかけに、消費者の皆様の間でも「資源を大切に循環させる」という考え方が、より身近なものとして浸透し始めています。
これからの小売店様においては、エコな素材を選ぶことに加え、お客様と一緒に歩む環境活動のあり方が、より大切になっていくのではないでしょうか。
本記事では、エフピコが取り組んでいる「エフピコ方式リサイクル」というリサイクル循環の仕組みが、どのようにお店の魅力やお客様からの信頼に繋がっていくのかそのヒントをご紹介します。
持続可能な店舗作りを考える際の手助けとなれば幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
世界的な脱プラスチックの動きに加え、国内でもプラスチック削減の義務化が進む中、消費者の店舗選びの基準は変化しています。
特に高級スーパーや意識の高い層が集まる店舗では、過剰包装の抑制やリサイクル素材の採用が“当たり前”の品質として評価されるようになりました。
レジ袋有料化に対する消費者の反応を見ても、不便さ以上に環境への貢献を重視する層が確実に増えています。
こうした背景から、具体的なプラスチックゴミ削減の姿勢を示せない店舗は、ブランド価値を損なうリスクを抱えています。
環境対策は単なるコストではなく、お客様の共感を得るための重要な投資となっているのです。
現在、プラスチック削減に向けた動きは世界的な潮流となっており、国内でもプラスチック資源循環促進法の施行など、社会の仕組みが大きく変化しています。
こうした背景を受け、消費者の意識も「ゴミを減らす」という段階から、「資源を有効に循環させる」という一歩進んだ考え方へシフトしました。
レジ袋の有料化や使用済みトレーの店頭回収の定着により、多くの方が“使い終わった容器の行方”を日常的に意識するようになっています。
現代の消費者にとって、環境に配慮した店舗を選ぶことは、自分の価値観を大切にするためのポジティブな選択肢の一つです。
お店側が環境負荷を抑えるための具体的な姿勢を明確に示すことは、お客様からの信頼と共感を得るための不可欠な要素となっています。
お店とお客様が共通の目的を持って環境活動に取り組むことは、これからの時代に選ばれ続ける店舗のスタンダードといえるでしょう。
参考:「プラスチックに係る資源循環の促進に関する法律」の普及啓発ページ
競合店が多い中で、多くのお客様から支持され続ける店舗には共通した姿勢が見られます。
それは、プラスチック削減という社会的な課題に対して、単なる義務として取り組むのではなく、お店独自の「具体的なアクション」としてお客様に提示している点です。
例えば、プラスチック削減を掲げるだけでなく、実際にどのような素材を使い、それが使用後にどう処理されるのかというプロセスを可視化している店舗は、お客様からの信頼が厚くなる傾向にあります。
こうした取り組みは、価格競争に巻き込まれない「スーパーの差別化」を図るための大きな要素となります。
お客様が「このお店で買い物をすることが環境貢献に繋がっている」と実感できる仕組みを整えることで、お店への愛着やリピート率の向上を自然な形で引き出せるのではないでしょうか。
参考:JSAスーパーマーケット協会「スーパーマーケット 環境への取り組みレポート 2024」
エフピコが推進する「エフピコ方式リサイクル」は、単に資源を再利用するだけでなく、使い終わった容器を再び同じ用途の容器へと戻す画期的な取り組みです。
従来のプラスチックリサイクルは、一度使ったものを別の低質な製品に変える手法が主流でしたが、エフピコは再び高品質な食品トレーとして蘇らせる「水平リサイクル」を確立しました。
これにより、新たな石化原料の使用を抑え、廃棄物の削減に大きく貢献しています。
食品業界における環境対策が急務となる中、この循環モデルは持続可能な社会を支える重要な基盤ともいえます。
単なる環境配慮の枠を超えた、資源を使い捨てない「究極のエコ容器」のあり方を提示しています。

店頭に設置されたトレー・容器回収ボックス。
それは、使用済みの容器が再び製品へと生まれ変わるための「循環の入り口」という大切な役割を担っています。
お客様が使い終わったトレー・容器を家庭で洗い、お店に持参する。その一歩からエフピコの「トレー to トレー®」「ボトルto透明容器™」の仕組みは始まります。
回収された食品トレーやペットボトルは、選別、洗浄、粉砕といった工程を経て、再び新しいトレーの原料になります。
このプロセスにお客様自身が参加することで、「自分の行動が資源を未来へつないでいる」という実感が得られます。
お店側がこの仕組みを店頭で丁寧に伝えることで、お客様との間に“共に環境を守るパートナー”という強い絆や一体感が育まれていくのではないでしょうか。
リサイクル容器の導入を検討する際、品質や衛生面を心配される声も少なくありません。
しかし、エフピコは長年の研究によって培われた高度な洗浄技術と成形技術により、その懸念を払拭しています。
回収された容器は、厳しい基準のもとで不純物を徹底的に取り除き、原料レベルまで精製されます。
こうして作られた容器は、バージン原料(新しい石油から作られた原料)から製造されたものと変わらない強度と、食品を美しく見せるための高い透明度を維持しています。
また、食品容器としての厳格な安全管理体制を敷いており、衛生基準を確実にクリアしています。
リサイクル品だからといって妥協することなく、安全性と使いやすさを高い次元で両立させていることが、多くの店舗で信頼されている理由といえます。

エフピコが提案する「ストアtoストア」は、お店で使用・販売された食品トレーやペットボトルを店頭で回収し、再び新しい容器として同じお店で活用する「水平リサイクル」の仕組みです。
このサイクルにおいて、お店は単なる販売の場ではなく、地域における資源循環の「発着点」としての役割を担うことになります。
消費者の皆様が家庭で洗い、お店へ持参したトレーが、また新しい容器として売り場に戻ってくる。この目に見える循環は、お客様に「自分の行動が地域の環境保護に直結している」という確かな実感をもたらしてくれます。
単にエコな容器を使うだけでなく、回収から再生までのプロセスを共有することで、お客様との間に「共に未来を創るパートナー」としての深い信頼関係が育まれます。
こうした情緒的な繋がりこそが、これからの時代、競合店との大きな差別化に繋がる大切な要素といえます。

エコ容器の採用は、店舗運営に多角的なプラスの影響をもたらします。
大きなメリットは、お店のブランド価値を高める「ブランディング効果」、地球環境への負荷を抑える「環境性能の向上」、そして第三者認証に基づいた「客観的な信頼性」の3点です。
これらをバランスよく活用することで、社会的な要請に応えるだけでなく、経営の持続可能性を高めることも可能になります。
環境に配慮した選択をすることが、結果としてお店の魅力を高め、お客様に長く愛され続けるための土台となるのではないでしょうか。
最も大きな価値は、お店が地域社会において「環境を大切にする場所」として認知されることです。
エコ容器を採用し、使用済みトレーの回収を促す具体的なアクションは、言葉以上に店舗の姿勢を明確にお客様へ伝えてくれます。
お客様が回収に参加することで生まれる「一体感」は、単なる購買を超えた情緒的な価値を生み出し、他店との強力な差別化要因となります。
お客様が「この店で買うことが、自分の価値観に合っている」と感じることで、ロイヤリティ(愛着)が高まり、長期的な関係性を築くための大きな助けとなるはずです。
エフピコのリサイクル容器は、新しい石油原料から作る容器と比較して、製造過程におけるCO2排出量を大幅に削減できるという強みを持っています。
例えば「エコAPET®」は約30%、「エコトレー®」にいたっては約37%の高い削減効果が認められています。
店舗が日常的に使用するトレー・容器を切り替えるだけで、確実な脱炭素への貢献が可能となります。
こうした数値で示せる環境性能は、お店のSDGsへの取り組みを具体化し、社会やステークホルダーに対する誠実な証明としても大きな力を発揮します。
言葉を尽くして説明しなくても、容器に付与された「エコマーク」や「リサイクル素材」を示す刻印は、環境への配慮を直感的に伝えてくれます。
第三者機関が認めたマークがあることで、お客様は安心してお買い物を選ぶことができます。
この分かりやすいサインがあるからこそ、環境意識が高いお客様の目に留まりやすく、「ここは環境を考えているお店だ」という評価が自然に定着していきます。
目に見える形での信頼の蓄積が、結果としてお店のブランドをより強固なものにしてくれるでしょう。
お店で扱う食材の魅力を最大限に引き出しながら、環境への配慮も形にする。そんな理想を叶えるために、エフピコでは用途に応じた多様なエコ容器をご用意しています。
精肉や鮮魚、惣菜やサラダなど、それぞれの食材が持つ「美味しそうな表情」を損なうことなく、お客様に環境活動への参加を実感していただける製品選びが可能です。
単に「エコだから」という理由だけでなく、機能性や美しさを兼ね備えた容器を選ぶことは、結果としてお店の品格を高めることにも繋がります。
売り場の主役である食材をより輝かせ、お客様に選ばれる店作りを支える、代表的なラインアップをご紹介します。

精肉や鮮魚の売り場で長年親しまれている「エコトレー®」は、エフピコが1992年に業界で初めて製品化した、歴史あるリサイクル容器です。
消費者の皆様から回収された使用済みの発泡トレーを原料としており、独自の技術で再び高品質な食品トレーへと生まれ変わります。
発泡素材特有の軽さや断熱性を維持しつつ、バージン原料(新しい石油原料)で作られた容器と比べても遜色のない強度を誇ります。
また、製品には「エコマーク」が表示されているため、お客様は手に取るだけでその環境性能を理解することができます。
環境への貢献を数値で示すと、従来の容器に比べてCO2排出量を約37%削減できるというデータも出ています。
安心・安全な食卓を支えながら、お店の環境姿勢を最も分かりやすく伝えられる定番の選択肢といえるでしょう。

惣菜やサラダ、カットフルーツなど、中身の視認性が重要視される商品には、透明容器の「エコAPET®」が最適です。
この容器は、使用済みのPETボトルを高度に洗浄・精製して作られたリサイクルPET素材を使用しています。
一番の特長は、リサイクル品であることを感じさせない圧倒的な透明度と輝きです。
商品の彩りを鮮やかに映し出し、お客様の食欲を自然に刺激します。
また、機能面でも優れており、油分に強く、耐寒性もあるため、冷蔵ケースでの陳列にも適しています。
環境面では、バージン原料の容器と比較してCO2排出量を約30%削減できるというデータも出ています。
見た目の美しさとサステナビリティを高いレベルで両立させているため、高級感のある売り場作りを目指す店舗様からも高い評価をいただいています。

温惣菜を提供する場合、容器の“耐熱性”は欠かせない要素です。
同時に、中身を美味しく見せる“透明度”も、お客様の購買意欲を左右する大切なポイントとなります。
これらを高い次元で両立させたのが「エコOPET®」です。
この製品は、使用済みのペットボトルを原料としながら、エフピコ独自の技術によって優れた透明感を維持しています。
また、一般的な透明容器に比べて熱による変形に強いため、温度変化が起こりやすい売り場でも安心してお使いいただけるのが特長です。
環境面では、バージン原料の容器と比較してCO2排出量を約30%削減できるというデータも出ています。
エコ容器でありながら、商品の鮮度感や盛り付けの美しさを損なわない点は、お店のこだわりを伝えるための強力な味方となります。
現在、世界的にプラスチック削減の潮流が加速しており、食品業界における環境負荷の低減は避けて通れない重要な課題です。
こうした変化の中、エコ容器への切り替えは単なる包材の見直しにとどまらず、お店とお客様が手を携えて環境活動に取り組むための具体的な一歩となります。
「エフピコ方式リサイクル」は、店頭のトレー・容器回収ボックスを「循環の入り口」として機能させ、お客様と一体となった環境活動の可視化を可能にします。
エフピコのエコ容器を選択することは、リサイクル品とは思えない高い機能性を維持しながら、CO2排出量を大幅に削減できるという実利的なメリットにも繋がります。
エフピコ商事株式会社では、本記事でご紹介した製品以外にも、幅広いエコニーズに応える最適な包装資材を多数取り揃えております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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エフピコ商事は、食品トレー・容器のリーディングカンパニーである株式会社エフピコのグループ企業で、食品包装資材の専門商社です。北海道、東京、大阪、広島、福岡の全国5拠点に本社および営業所を展開し、エフピコグループが有する全国9箇所の配送センターによる物流ネットワークを活用し、迅速で安定した商品供給体制を構築しています。「必要な情報」と「必要な商品」を「必要な時」に合理的な手段でお届け。容器・資材消耗品のワンストップサービス企業を目指しています。
社名 :エフピコ商事株式会社
代表者:代表取締役会長 小松 毅至、代表取締役社長 門田 恒敬
所在地:〒163-6034 東京都新宿区西新宿6-8-1 新宿オークタワー34F
設立 :1987年4月
事業 :食品包装資材を中心とした卸売・小売販売、ECサイト「パックマーケット」の運営
資本金:4億円