
エコ容器で選ばれる店に!エフピコのリサイクルでブランド強化
USEFUL
記事公開日 : 2026/01/23
スーパーマーケットの店頭に設置されたリサイクル回収ボックスは、今や地域の資源循環の拠点となっています。
しかし、現場を預かる管理者にとっては「ゴミの処分代を削減したい」「お客様との関係性を深めたい」という課題もあるのではないでしょうか。
本記事では、株式会社エフピコの「エフピコ方式リサイクル」の仕組みから、消費者が協力しやすい具体的な出し方、種類別の見分け方を分かりやすく解説します。
正しく洗って乾かし、分けるというシンプルなルールを地域住民に浸透させることで、店舗は「環境に配慮した便利な場所」として認知され、来店動機の創出につながります。
リサイクルを軸とした店舗経営の効率化と、地域に愛される店作りのヒントとして、本記事をぜひお役立てください。
食品トレーを回収することは、単なる環境保護活動ではなく、スーパー経営における戦略的な意義があります。
現在、世界的にCO2排出削減が求められる中、店舗で発生するプラスチックゴミの廃棄コストは年々上昇しています。
店頭回収を強化することで事業系ゴミの総量を減らし、高騰する廃棄物処理コストを直接的に抑制できるメリットがあります。
また、環境への取り組みの姿勢を示すことは、競合店との差別化となり、住民からの信頼を獲得する鍵となります。
以下では、「エフピコ方式リサイクル」の具体的な仕組みと、店舗運営にプラスとなる win-win の関係について詳しく解説します。

「トレー to トレー®」は、1990年からエフピコが先駆けて取り組んできた、使用済みトレーを再び食品トレーへと再生させる水平リサイクルです。
回収されたトレー、透明容器、ペットボトルは、洗浄・粉砕を経て「リサイクルペレット」という原料に姿を変え、再びお店の棚に並ぶ新しい容器として生まれ変わります。
この仕組みの優れた点は、バージン原料(石油)の使用を大幅に抑えられることです。
例えば、エコトレー®を使用することでCO2排出量を約37%、エコAPET®(透明容器)では約30%削減できることが証明されています。
2025年からは色・柄付きトレーの再資源化技術も本格化し、リサイクルの輪はさらに広がっています。
「ストア to ストア」とは、お店で使用・販売された食品トレー・ペットボトルを資源として回収し、再生後に再び「同じお店の資材」として活用するエフピコ独自の水平リサイクル促進活動です。
この取り組みは全国に広がっており、賛同企業は126社、約4,321店舗にまで拡大しています(2025年10月現在)。
店舗を起点としたリサイクルの輪には、経営上の大きなメリットがあります。
・地域のエコリーダーとしての地位確立
お客様が「買い物のついで」にリサイクルに参加することで、店舗と地域住民が協働で資源を守る意識が育まれます。
・透明性の高い情報発信
エフピコが提供するCO2削減効果や回収実績の数値を、店内のデジタルサイネージや環境レポートで公開できます。
・顧客満足度の向上
実績をフィードバックすることで、お客様は自分の協力が地球環境に役立っていることを実感し、店舗への再来店意欲(協力意欲)が高まる好循環が生まれます。
店舗を発着点とするこの循環モデルは、環境への配慮を「見える化」し、地域に選ばれる店作りを強力にバックアップします。
回収ボックスの設置は、店舗と地域の双方に具体的な経済的・社会的利益をもたらします。
特に店舗経営において、「エフピコ方式リサイクル」を導入するメリットは多大です。
【店舗側の経営メリット】
・容器包装リサイクル法に基づくリサイクル義務費用の削減が可能です。
・エフピコによる有償回収により、資源が収益に変わります。
【消費者・地域へのメリット】
・自治体の指定日を待たず、お買い物ついでに処分できる利便性を提供できます。
・ゴミ出しの有料化が進む中、家庭のゴミ袋代を節約できる「家計に優しいサービス」となります。
エフピコのネットワークを活用することで、消費者・地域は「環境貢献」を、スーパーは「ついで買いによる客単価向上」と経費削減を同時に実現できます。
回収効率を上げ、リサイクル品質を高めるためには、対象となるトレーの種類を正確に把握する必要があります。
特にトレーと透明容器は材質が異なるため、分別が不可欠です。
現場でのお客様への案内をスムーズにするためにも、まずは基本となる特徴を理解しましょう。
・発泡スチロール製トレー
発泡スチロール製トレーは、主に肉や魚などに広く使われる最も一般的な容器です。
プラスチックの一種であるポリスチレン樹脂を泡のようにふくらませて作られており、PSPトレーとも呼ばれます。
その特徴は、非常に軽く、指で押すと跡がつくような柔軟性があることです。
トレーの約95%は空気でできているため、省資源で環境にも優しいトレーです。
・透明容器
総菜やサラダ、カットフルーツなどで多用されている透明容器です。
これらは透明度が高く、パリッとした質感があるのが特徴です。
見た目は似ていますが、PET、OPS(二軸延伸ポリスチレン)など、透明容器には様々な素材が使用されています。
・ペットボトル
ジュースやお茶などの飲み物が入っているペットボトルがリサイクル対象です。

お客様から「これはリサイクルできるの?」と聞かれた際、簡単に判断できる方法が「つまようじテスト」です。
容器の裏側につまようじを刺したとき、スッと刺さるものは発泡スチロール製トレーです。
このシンプルな判別法を店頭POPなどで周知することで、分別の精度を劇的に向上させることが可能です。
リサイクル資源を高品質に保ち、店舗内の衛生状態を維持するためには、お客様に「洗う・乾かす・分ける」という3つのルールを徹底してもらうことが重要です。
これらが守られていないと、回収ボックスから異臭が発生したり、リサイクル工程で機械に不具合が生じたりする原因となります。
地域のお客様に「なぜこの作業が必要なのか」を理解してもらうことで、現場の負担を減らしつつ、質の高い資源回収を実現できます。
以下では、それぞれの工程における具体的なポイントを解説します。
リサイクルの大原則は「汚れを落とすこと」です。
肉のドリップ(赤い汁)や総菜の油汚れが残ったまま回収ボックスに入れてしまうと、他のきれいなトレーまで汚してしまいます。
また、夏場などは悪臭や虫が発生する原因にもなり、店舗の衛生環境を損ないます。
基本は水洗いですが、油分が強い場合は少量の洗剤を使ってスポンジでさっと洗うだけで十分です。
お客様には「次の方やお店の人が気持ちよく扱えるように」という視点を持ってもらうことが、協力体制を築く第一歩となります。
洗った後のトレーを濡れたまま袋に入れて持参すると、袋の中で雑菌が繁殖し、不衛生な状態になります。
リサイクル工場でも水分は天敵であり、処理効率を下げる要因となります。
洗った後は水切りカゴなどで立てかけて、しっかり自然乾燥させることが大切です。
特に重ねて保管すると重なった部分が乾きにくいため、広げて乾かすのがコツです。
最後のステップは「正しく分ける」ことです。
多くのスーパーでは「食品トレー」と「透明容器」「ペットボトル」に回収ボックスが分かれています。
これらが混ざってしまうと、工場での選別作業に多大なコストがかかり、最悪の場合は資源として活用できなくなります。
お客様には、見た目で判断しやすいように色分けされたボックスを提供し、投入口付近にイラスト付きのガイドを設置することをお勧めします。
シンプルな「色と形」による分別案内は、高齢者や子供でも迷わず協力できる仕組み作りにつながります。

店舗運営の効率化を目指すなら、回収した資源を入れる「袋」にもこだわるべきです。
、エフピコ商事のプライベートブランド商品「トレー回収袋」は、エフピコグループの工場内で発生するポリエチレン袋の端材や製造ロスの資材を廃棄せずに再利用した、環境配慮型の商品です。
耐久性に優れ、重量のある回収物の輸送時にも破れにくい設計となっています。
また、一目で回収物の中身が判別できる専用デザインを採用しているため、物流センターでの品目取り違えを防ぎます。
適切な資材を使用することで、バックヤードにおける仕分け作業の時短や、配送効率の向上が図れます。
どんなに良かれと思って出されたものでも、中にはリサイクルに適さないものが混ざることがあります。
現場を預かる管理者としては、何が「NG」なのかを明確に把握し、お客様に周知する必要があります。
特に間違いやすいケースを具体的に知ることで、トラブルを未然に防ぎ、スムーズな運用が可能になります。
ここでは、回収ボックスに入れてはいけない代表的な例を挙げます。
カップ麺やカップ焼きそばの容器(お湯を入れて使う容器)は、汚れがしみ込んでおり家庭での洗浄だけでは完全に汚れを落とすことが非常に困難です。
納豆の容器も、独特の粘り気や臭いが強く汚れが落ちにくいです。
無理に回収対象に含めると、他の資源に臭いが移り、ボックス全体の衛生状態を著しく悪化させます。
「可燃ゴミ」として出すよう、お客様に理解を求めることが賢明です。
食品トレーに貼られている値札や原材料表示のラベル、裏面のシールなどは、リサイクル過程で不純物(ゴミ)となります。
これらはプラスチックではなく紙や粘着剤でできているため、残ったまま処理すると再生トレーの強度不足や黒点(異物)の原因となります。
可能な限り剥がして出すのが理想ですが、どうしても剥がれない場合は、その部分だけハサミで切り取って出すという方法もあります。
完全に除去できないものは、無理にリサイクルに回さず、適切に処分することが、結果としてリサイクルの質を守ることにつながります。
透明容器の回収ボックスには、完全に無色透明なものだけを入れるのがルールです。
わずかでも色がついているものや柄があるものは、再生後の透明度を損なうため回収の対象外となります。
また、見た目が似ていてもプリン、ゼリーなどの容器や卵パックなどのように素材が異なるものは注意が必要です。
もちろん、食品の油分やドリップといった汚れが残っているものや、容器全面にシールが貼ってあるもの、食品容器以外のもの、容器に直接印刷されたものも、再生工程で不純物となるため避けてください。
ジュースやお茶などの飲み物が入っているペットボトルがリサイクル対象です。
まず、キャップとラベルは本体と材質が異なるため、ついたままの状態では回収できません。
必ずこれらを取り外し、自治体などの指定に従って個別に分別していただく必要があります。
また、衛生上の問題から、中に飲み残しがあるものやタバコの吸い殻などの異物が入ったボトルもリサイクルに回すことはできません。
さらに、調味料のボトル、洗剤の容器、化粧品の容器、色が付いたペットボトルは回収不可となります。
食品トレーのリサイクルは、スーパーマーケット、お客様、そして地球環境のすべてに大きな恩恵をもたらす取り組みです。
「洗う・乾かす・分ける」というシンプルなルールを地域で共有することで、店舗は単に物を売る場所から、持続可能な社会を支える「地域のエコリーダー」へと進化します。
スーパーマーケットが生き残るための戦略として、本取り組みには2つの大きな価値があります。
第一に「経営の効率化」です。
店頭回収を促進し「トレー to トレー®」の循環に乗せることで、事業系廃棄物の処分コストを抑制できるだけでなく、有償回収による収益性の改善や容リ法リサイクル義務費用の削減といったコストメリットが見込めます。
第二に「集客力の向上」です。
お買い物ついでにリサイクルができる利便性は、お客様の来店頻度を高め、固定客化を促進します。
当社では、本記事でご紹介したエフピコ商事のプライベートブランド商品「トレー回収袋」をはじめ、環境に配慮した各種メーカーの商品を幅広く取り扱っております。
商品に関するご相談は、お気軽に当社までお問い合わせください。
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エフピコ商事は、食品トレー・容器のリーディングカンパニーである株式会社エフピコのグループ企業で、食品包装資材の専門商社です。北海道、東京、大阪、広島、福岡の全国5拠点に本社および営業所を展開し、エフピコグループが有する全国9箇所の配送センターによる物流ネットワークを活用し、迅速で安定した商品供給体制を構築しています。「必要な情報」と「必要な商品」を「必要な時」に合理的な手段でお届け。容器・資材消耗品のワンストップサービス企業を目指しています。
社名 :エフピコ商事株式会社
代表者:代表取締役会長 小松 毅至、代表取締役社長 門田 恒敬
所在地:〒163-6034 東京都新宿区西新宿6-8-1 新宿オークタワー34F
設立 :1987年4月
事業 :食品包装資材を中心とした卸売・小売販売、ECサイト「パックマーケット」の運営
資本金:4億円